最近改装された百貨店を歩き「変わった」と感じるのが店内の照明だ。
これまでは店内を均一の明るさに保つのが常識とされて来たが、間接
照明の多用や、扱う商品に応じて明るさ・色合いまで変えている。
4月に全館の改装オープンをした高島屋新宿店(東京・渋谷)。
照明の明るさを示す照度(ルクス)で測ると、改装前は平均1000ルクス。
病院の手術室と同じ明るさだった。改装後、売り場は600〜700ルクスに
落とされ、青白かった照明の色味に夕日のような赤みが加わった。
通路に至ってはほとんど直接照明が当たらず、あたかもホテルのロビーだ。
全体的に暗めとなり、従来タブーとされていた影が売り場の至る所に
あるものの、商品にはスポットライトが当たっているのでみにくくは無い。
むしろメリハリがついた。
顕著なのが紳士服と婦人服売り場が同じフロアである4階。
フロア中央に位置するエスカレーター周りは100ルクスと薄暗く、600ルクスの
婦人服ゾーンを望むとまるでテレビの画面を見ているよう。反対側の
紳士服ゾーンは400ルクスで、男女で明るさの違うのがわかる。
改装を手掛けた高島屋営繕設計担当の細谷博文部長は「同じ年代でも
買い物を楽しむ時の好みの明るさが男女で異なる」と説明する。
女性にとってはどんな商品を売っているのかが関心事で、売り場はきちんと
モノが映える明るさが必要。その明るさが買うというハレ気分を高揚させる。
対して男性は買う環境にこだわり、ゆったりと安らげる時間を過ごしたい。
明る過ぎるとかえって落ち着かなくなり、そうした照度の「性差」を
照明デザインにしっかりと盛り込んだ。
照明を店内案内のサインに活用しているのが東京・新宿の伊勢丹本店
地下1階のフロアだ。2年前の夏から始まり今年6月で完成する改装では
「売り場をいかに見やすく分かりやすくするかが課題だった」と同店食品
営業部の中野健一マネージャー。
通路と売り場を分け、ジャンルごとの売り場の区画を明確にする為に
壁やガラスで仕切るのでは無く、照度の違いや色合い、照らす器具で
区画整理を試みた。
例えば、和菓子売り場。平場的なゾーンが白い照明で、高級和菓子ゾーンに
入るとやや暗くなり黄みがかった照明になり、売り場の違いを視覚的に
体感出来る。米菓売り場のレジカウンターの上には周りとは異なる12本の
ペンダントライトが天井から下がり、会計場所である事を知らせてくれる。
売り場を照らしながら雰囲気を演出し、同時に案内もする。照明が
二役も三役もこなしている。
<5月30日 日経MJ>
2007年05月31日
ロイヤルHD子会社、社長もパートも全員女性
ロイヤルホールディングス(HD)は8月をメドに社長以下、
パート従業員まで全員女性の子会社を発足させる。
パート従業員にも育休制度を設けるなど、女性が働きやすい環境を整備。
人手不足が高まる中、子育て中の主婦など女性が従来以上に有力な
働き手になると判断し、新たな仕組みで人材確保を図る。女性社員の
比率が1割を切る同社で、新たな女性活用策を探る狙いもある。
分社するのは社内カンパニーの「ミセスエリザベスマフィン」
(仮社名も同じ)。空港や駅、デパ地下など8つのマフィン店を
展開している。これを100%子会社として切り離す。
社長には林聖子・同カンパニープレジデント(37)が就任。現状の
正社員8人、契約社員10人、パート約130人の女性が移籍する。
2006年12月期の部門売上高は約5億円。分社後、出店拡大などにより
2009年12月期に売上高10億円を目指す。
同カンパニーは2006年1月から、全従業員を女性に限定。客の大半を
占める女性のニーズを汲み取って商品開発に反映するとともに、
「子供が熱を出したので休みたい」などの事情を理解でき、働きやすい
環境整備を目指して来た。
分社で制度も拡充する。社員と契約社員対象に、本人や夫の誕生日を
有給休暇とする「バースデー休暇」やエステ券付きの「ブライダル休暇」、
育児費用を補助する「幼稚園手当て」を新設する。育児休暇はパート
にも認めるよう変更する。
パートには、積極的な幹部登用でキャリア形成のロールモデルも示し、
離職率低下を目指す。現在は3店で主婦のパートが店舗責任者を務めている。
今後も働き具合や本人の意欲などを見極めた上で、責任ある立場への
配置を増やす方針。
ロイヤルHDが女性のみの新会社を設立させる背景には、他産業に
増して有能な人材確保が容易ではない外食産業の切迫感がある。
「働きやすい環境づくりは労働力確保につながる」(林氏)。
<5月30日 日経MJ>
パート従業員まで全員女性の子会社を発足させる。
パート従業員にも育休制度を設けるなど、女性が働きやすい環境を整備。
人手不足が高まる中、子育て中の主婦など女性が従来以上に有力な
働き手になると判断し、新たな仕組みで人材確保を図る。女性社員の
比率が1割を切る同社で、新たな女性活用策を探る狙いもある。
分社するのは社内カンパニーの「ミセスエリザベスマフィン」
(仮社名も同じ)。空港や駅、デパ地下など8つのマフィン店を
展開している。これを100%子会社として切り離す。
社長には林聖子・同カンパニープレジデント(37)が就任。現状の
正社員8人、契約社員10人、パート約130人の女性が移籍する。
2006年12月期の部門売上高は約5億円。分社後、出店拡大などにより
2009年12月期に売上高10億円を目指す。
同カンパニーは2006年1月から、全従業員を女性に限定。客の大半を
占める女性のニーズを汲み取って商品開発に反映するとともに、
「子供が熱を出したので休みたい」などの事情を理解でき、働きやすい
環境整備を目指して来た。
分社で制度も拡充する。社員と契約社員対象に、本人や夫の誕生日を
有給休暇とする「バースデー休暇」やエステ券付きの「ブライダル休暇」、
育児費用を補助する「幼稚園手当て」を新設する。育児休暇はパート
にも認めるよう変更する。
パートには、積極的な幹部登用でキャリア形成のロールモデルも示し、
離職率低下を目指す。現在は3店で主婦のパートが店舗責任者を務めている。
今後も働き具合や本人の意欲などを見極めた上で、責任ある立場への
配置を増やす方針。
ロイヤルHDが女性のみの新会社を設立させる背景には、他産業に
増して有能な人材確保が容易ではない外食産業の切迫感がある。
「働きやすい環境づくりは労働力確保につながる」(林氏)。
<5月30日 日経MJ>
国内最大級 洋菓子チェーンに
洋菓子製造会社のプレシア(横浜市)は4月下旬、「タカラブネ」を
展開するスイートガーデン(京都市)を子会社化し、約900店と国内
最大級の店舗網を誇る洋菓子チェーンになった。
同社の藤木久三社長(65)が買収を決めた理由は、客の顔が見える
地域密着型の洋菓子店を開きたいとの思いだ。
きっかけは6年前にさかのぼる。製造元が倒産した横浜銘菓
「ありあけハーバー」の商標権を引き継ぎ、2001年に春に2年ぶりに
復活させた。
再発売当日、横浜松坂屋の店頭に立った藤木社長に中年女性が
近寄って来た。
「私の母が大好きなの。復活させてくれて有難う」と、女性は握手した
手を数十秒間離さなかった。目頭が熱くなった。
「愛される菓子を作り、お客様に直接届けよう」と心に決めた。
経歴は移植だ。19歳でプロ野球選手を夢見て福井県から上京し、
社会人野球の名門だった日本コロンビアに入社。遊撃手として9年間活躍、
引退後は売れる前の天童よしみ、山本リンダらを連れてキャバレー
などを巡回した。
30代後半、独立に憧れ「おしゃれで流行すると思った」パン業界に
身を投じる。名門企業で就業後、プレシアとは別の製パン会社を起こす。
18期連続増収、年商35億円の会社に育てた。順風満帆に見えた人生を
突然悲劇が襲う。一人息子を交通事故で亡くしたのだ。
その会社からは身を引き、再出発を期してプレシアを設立した。
わずか12年で急成長した要因はコンビニ向けデザートなど非対面販売。
これからは客の生の声を聞きながら、社是である『感動を創造する
菓子作り』に励む。
<5月30日 日経MJ>
展開するスイートガーデン(京都市)を子会社化し、約900店と国内
最大級の店舗網を誇る洋菓子チェーンになった。
同社の藤木久三社長(65)が買収を決めた理由は、客の顔が見える
地域密着型の洋菓子店を開きたいとの思いだ。
きっかけは6年前にさかのぼる。製造元が倒産した横浜銘菓
「ありあけハーバー」の商標権を引き継ぎ、2001年に春に2年ぶりに
復活させた。
再発売当日、横浜松坂屋の店頭に立った藤木社長に中年女性が
近寄って来た。
「私の母が大好きなの。復活させてくれて有難う」と、女性は握手した
手を数十秒間離さなかった。目頭が熱くなった。
「愛される菓子を作り、お客様に直接届けよう」と心に決めた。
経歴は移植だ。19歳でプロ野球選手を夢見て福井県から上京し、
社会人野球の名門だった日本コロンビアに入社。遊撃手として9年間活躍、
引退後は売れる前の天童よしみ、山本リンダらを連れてキャバレー
などを巡回した。
30代後半、独立に憧れ「おしゃれで流行すると思った」パン業界に
身を投じる。名門企業で就業後、プレシアとは別の製パン会社を起こす。
18期連続増収、年商35億円の会社に育てた。順風満帆に見えた人生を
突然悲劇が襲う。一人息子を交通事故で亡くしたのだ。
その会社からは身を引き、再出発を期してプレシアを設立した。
わずか12年で急成長した要因はコンビニ向けデザートなど非対面販売。
これからは客の生の声を聞きながら、社是である『感動を創造する
菓子作り』に励む。
<5月30日 日経MJ>
レインブーツ、売れ行き好調
百貨店や専門店で女性用のレインブーツが売れている。もともと
アウトドアに向く機能面に加え、最近では色やデザインの幅が広がり
”長靴”のイメージを脱して秋冬のブーツと同じ感覚で履ける商品に
進化している。流行に敏感な若い女性が、ファッションとして取り入れる
動きが広がりつつある。
子供が雨の日に履く「長靴」の印象が強かったレインブーツ。
大人の女性が履き始めたきっかけは、フジロックフェスティバルが
代表する野外フェス用だ。土の上でも、突然の雨にもラバーブーツなら
心配が無く、晴天が続いてもコーディネートのポイントとしてオシャレ
にも見える。
野外に加えて、今年は晴れた街中でもレインブーツ姿の女性が増えそう。
ミニスカートやショートパンツなどブーツと合わせやすいファッションの
流行も追い風となり、夏場のブーツスタイルとして浸透し始めている。
エーグルの店舗にはストライプ柄や新色のブーツの品揃えを増やした。
東京・渋谷の「エーグル渋谷本店」など都市部の店にはファッション
感度の高い客層が買いに来ると言う。
梅雨を先取りする格好で、百貨店の店頭にも専用の売り場が登場。
5月23日、高島屋新宿店(東京・渋谷)は靴売り場入り口にレインブーツの
特設コーナーを設けた。高島屋は昨年6月、雑貨ブランド「レヴ・ガラージュ」と
共同開発したネコ柄のレインブーツを売り出した。
当初動かないと思っていたが、他店から取り寄せ続ける状態になったため、
今年はネコ柄ブーツを3種類に増やし、売り上げ計画も昨年の2〜3割増を
見込んでいる。
傘やレインコートなど、雨の日に使うグッズのセレクトショップ
「RAINDROPS(レインドロップス)」には、10種類以上の
レインブーツが並ぶ。無地の色違い、水玉柄、花柄など目にも鮮やかだ。
「ヒールの高いロングタイプが人気。無地やチェック柄などが売れ筋」
(店長の中嶋紫乃さん)と言う。
革のブーツと同じ感覚で履ける商品も登場。プランタン銀座(東京・中央)の
セレクトショップ「Q ginza(キューギンザ)」では、革のブーツと
同じような細身のレインブーツを売り出した。色も黒、ネイビー、ベージュと
定番で、内側には着脱に便利なファスナーが付く。職場で履いても
違和感がなさそうだ。
雨の日だから履くのではなく、雨が降るかもしれないから敢えて
ブーツの似合うおしゃれがしたい、という声が多いとか。
革のブーツよりもお手ごろ価格なので、お買い得かもしれない。
<5月30日 日経MJ>
アウトドアに向く機能面に加え、最近では色やデザインの幅が広がり
”長靴”のイメージを脱して秋冬のブーツと同じ感覚で履ける商品に
進化している。流行に敏感な若い女性が、ファッションとして取り入れる
動きが広がりつつある。
子供が雨の日に履く「長靴」の印象が強かったレインブーツ。
大人の女性が履き始めたきっかけは、フジロックフェスティバルが
代表する野外フェス用だ。土の上でも、突然の雨にもラバーブーツなら
心配が無く、晴天が続いてもコーディネートのポイントとしてオシャレ
にも見える。
野外に加えて、今年は晴れた街中でもレインブーツ姿の女性が増えそう。
ミニスカートやショートパンツなどブーツと合わせやすいファッションの
流行も追い風となり、夏場のブーツスタイルとして浸透し始めている。
エーグルの店舗にはストライプ柄や新色のブーツの品揃えを増やした。
東京・渋谷の「エーグル渋谷本店」など都市部の店にはファッション
感度の高い客層が買いに来ると言う。
梅雨を先取りする格好で、百貨店の店頭にも専用の売り場が登場。
5月23日、高島屋新宿店(東京・渋谷)は靴売り場入り口にレインブーツの
特設コーナーを設けた。高島屋は昨年6月、雑貨ブランド「レヴ・ガラージュ」と
共同開発したネコ柄のレインブーツを売り出した。
当初動かないと思っていたが、他店から取り寄せ続ける状態になったため、
今年はネコ柄ブーツを3種類に増やし、売り上げ計画も昨年の2〜3割増を
見込んでいる。
傘やレインコートなど、雨の日に使うグッズのセレクトショップ
「RAINDROPS(レインドロップス)」には、10種類以上の
レインブーツが並ぶ。無地の色違い、水玉柄、花柄など目にも鮮やかだ。
「ヒールの高いロングタイプが人気。無地やチェック柄などが売れ筋」
(店長の中嶋紫乃さん)と言う。
革のブーツと同じ感覚で履ける商品も登場。プランタン銀座(東京・中央)の
セレクトショップ「Q ginza(キューギンザ)」では、革のブーツと
同じような細身のレインブーツを売り出した。色も黒、ネイビー、ベージュと
定番で、内側には着脱に便利なファスナーが付く。職場で履いても
違和感がなさそうだ。
雨の日だから履くのではなく、雨が降るかもしれないから敢えて
ブーツの似合うおしゃれがしたい、という声が多いとか。
革のブーツよりもお手ごろ価格なので、お買い得かもしれない。
<5月30日 日経MJ>
2007年05月30日
スーパー各社、レジ袋削減へ本腰
スーパー各社が6月からレジ袋削減に向けた取り組みを加速する。
西友は14日から全店でレジ袋の辞退客に2円を値引きするとともに、
低価格の買い物バッグも発売、年内にレジ袋の使用量を30%削減する方針。
イオンはレジ袋の有料店舗を1店舗から6店舗に増やす。6月は政府の
環境月間で自治体も環境対策のキャンペーンを強化するため、各社は
連携して効果を上げたい考えだ。
4月に改正された容器包装リサイクル法によって大手小売業はレジ袋の
削減に取り組むことを義務付けられた。
西友は年間のレジ袋の使用量が6億枚に上るが、2010年には使用量を
半減させる方針を決めた。
レジ袋を辞退する顧客に対して全店で、その場で割り引きするのは
大手スーパーでは西友が初めて。これまではレジ袋を辞退した顧客に
スタンプを押して20回溜まった時点で、100円と換金していた。
顧客が繰り返し使える買い物バッグ(マイバッグ)は、大手スーパー
では数百円の商品が売れ筋だが、西友はポリエチレン製(20円)と
綿製(97円)のバッグも新たに売り出す。ポリエチレン製バッグは
破損した場合は何度でも無料で店頭で新品と交換する。
イトーヨーカ堂は1日から横浜市の若葉台店の食品売り場で、
同社では初めてレジ袋を有料化する。レジ袋の価格は1枚5円。
2006年度には13%だった同店のレジ袋の辞退率を60%に引き上げる目標だ。
これまで全店でレジ袋を辞退した買い物客にスタンプを押して、20個で
100円の買い物券として使えるサービスを実施してきた。6月は同社の
マイバッグを購入した買い物客に2個のスタンプを加算する。
イオンは6月からレジ袋の有料店舗を広げる。1月から京都市内の
「ジャスコ東山二条店」で取り組んで来たが、6月11日から同市内の
他のジャスコ3店舗でも始める。同日から「金沢シーサイド店」(横浜市)、
6月1日からは仙台幸町店(仙台市)でレジ袋を1枚5円で有料化する。
サミットは1月から成田東店(東京・杉並)でレジ袋を1枚5円販売
している。有料化前に3割だったマイバッグ持参率が84%まで高まるなど
効果は大きかったが、1時は前年度比の売上高伸び率が他店平均より
4〜5ポイント落ち込んだ。
売り上げへの影響を抑えるため、マイバッグで持ち帰りずらい米袋に
簡単な持ち手をつけたほか、手提げかご(330円)を売り出すなどキメ
細かい対策を実施。売り上げの減少幅は2%未満になったと言う。
<5月30日 日経MJ>
西友は14日から全店でレジ袋の辞退客に2円を値引きするとともに、
低価格の買い物バッグも発売、年内にレジ袋の使用量を30%削減する方針。
イオンはレジ袋の有料店舗を1店舗から6店舗に増やす。6月は政府の
環境月間で自治体も環境対策のキャンペーンを強化するため、各社は
連携して効果を上げたい考えだ。
4月に改正された容器包装リサイクル法によって大手小売業はレジ袋の
削減に取り組むことを義務付けられた。
西友は年間のレジ袋の使用量が6億枚に上るが、2010年には使用量を
半減させる方針を決めた。
レジ袋を辞退する顧客に対して全店で、その場で割り引きするのは
大手スーパーでは西友が初めて。これまではレジ袋を辞退した顧客に
スタンプを押して20回溜まった時点で、100円と換金していた。
顧客が繰り返し使える買い物バッグ(マイバッグ)は、大手スーパー
では数百円の商品が売れ筋だが、西友はポリエチレン製(20円)と
綿製(97円)のバッグも新たに売り出す。ポリエチレン製バッグは
破損した場合は何度でも無料で店頭で新品と交換する。
イトーヨーカ堂は1日から横浜市の若葉台店の食品売り場で、
同社では初めてレジ袋を有料化する。レジ袋の価格は1枚5円。
2006年度には13%だった同店のレジ袋の辞退率を60%に引き上げる目標だ。
これまで全店でレジ袋を辞退した買い物客にスタンプを押して、20個で
100円の買い物券として使えるサービスを実施してきた。6月は同社の
マイバッグを購入した買い物客に2個のスタンプを加算する。
イオンは6月からレジ袋の有料店舗を広げる。1月から京都市内の
「ジャスコ東山二条店」で取り組んで来たが、6月11日から同市内の
他のジャスコ3店舗でも始める。同日から「金沢シーサイド店」(横浜市)、
6月1日からは仙台幸町店(仙台市)でレジ袋を1枚5円で有料化する。
サミットは1月から成田東店(東京・杉並)でレジ袋を1枚5円販売
している。有料化前に3割だったマイバッグ持参率が84%まで高まるなど
効果は大きかったが、1時は前年度比の売上高伸び率が他店平均より
4〜5ポイント落ち込んだ。
売り上げへの影響を抑えるため、マイバッグで持ち帰りずらい米袋に
簡単な持ち手をつけたほか、手提げかご(330円)を売り出すなどキメ
細かい対策を実施。売り上げの減少幅は2%未満になったと言う。
<5月30日 日経MJ>
「B−1グランプリ」静岡で第2回
ご当地グルメの祭典「B−1グランプリ」が6月2〜3日、
静岡県富士見市で開かれる。
地元の”庶民の味”を通じて地域おこしに取り組む全国の21団体が
参加。約10万人を見込む来場者の投票でグランプリを決める。
昨年に続き2回目の開催で、第1回は今年の開催地の「富士宮やきそば」が
グランプリを獲得している。
主催は「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」
(通称・愛Bリーグ)。
同団体は八戸せんべい汁研究所(青森県八戸市)の呼びかけで
昨年2月に開かれた第1回に参加した10団体が母体となった。
今年の参加料理は富士宮やきそば、八戸せんべい汁のほか、
富良野オムカレー(北海道)、室蘭やきとり(北海道)、青森生姜(しょうが)
味噌おでん(青森県)、横手やきそば(秋田県)、上州大田そば(群馬県)、
行田ゼリーフライ(埼玉県)、厚木シロコロ・ホルモン(神奈川県)、
駒ヶ根ソースカツ丼(長野県)、浜松餃子(静岡県)、すその水ギョーザ
(静岡県)、静岡おでん(静岡県)、たまごふわふわ(静岡県)、
若狭小浜焼き鯖寿司(福井県)、奥美濃カレー(岐阜県)、各務原キムチ鍋
(岐阜県)、高砂にくてん(兵庫県)、とうふちくわ(鳥取県)、
小倉発祥焼きうどん(福岡県)、久留米やきとり(福岡県)。
来場者が食べた料理の中から、気に入った料理の投票箱に使い
終わったはしを投票。2日間で集まったはしの重さでグランプリを決める。
グランプリにはトロフィー「金の箸(はし)」が贈られる。
<5月30日 日経MJ>
静岡県富士見市で開かれる。
地元の”庶民の味”を通じて地域おこしに取り組む全国の21団体が
参加。約10万人を見込む来場者の投票でグランプリを決める。
昨年に続き2回目の開催で、第1回は今年の開催地の「富士宮やきそば」が
グランプリを獲得している。
主催は「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」
(通称・愛Bリーグ)。
同団体は八戸せんべい汁研究所(青森県八戸市)の呼びかけで
昨年2月に開かれた第1回に参加した10団体が母体となった。
今年の参加料理は富士宮やきそば、八戸せんべい汁のほか、
富良野オムカレー(北海道)、室蘭やきとり(北海道)、青森生姜(しょうが)
味噌おでん(青森県)、横手やきそば(秋田県)、上州大田そば(群馬県)、
行田ゼリーフライ(埼玉県)、厚木シロコロ・ホルモン(神奈川県)、
駒ヶ根ソースカツ丼(長野県)、浜松餃子(静岡県)、すその水ギョーザ
(静岡県)、静岡おでん(静岡県)、たまごふわふわ(静岡県)、
若狭小浜焼き鯖寿司(福井県)、奥美濃カレー(岐阜県)、各務原キムチ鍋
(岐阜県)、高砂にくてん(兵庫県)、とうふちくわ(鳥取県)、
小倉発祥焼きうどん(福岡県)、久留米やきとり(福岡県)。
来場者が食べた料理の中から、気に入った料理の投票箱に使い
終わったはしを投票。2日間で集まったはしの重さでグランプリを決める。
グランプリにはトロフィー「金の箸(はし)」が贈られる。
<5月30日 日経MJ>
スウォッチグループ、東京・銀座に新拠点を開設
スイス最大の時計メーカー、スウォッチグループが東京・銀座に
新拠点を開設した。新ビル「ニコラス・G・ハイエックセンター」は
7ブランドの旗艦店のほか、オフィス、サービス拠点を備えた同グループ
初の複合施設。巧みな空間デザインで「見せる」工夫を凝らした。
ハイエックセンターに入ると、楕円(だえん)形や四角など7種類の
ガラス張りのエレベーターが目を引く。地下一階から地上四階にある
7ブランドの直営店(計約705平方メートル)と直結。エレベーターの
中には2500本もの「スウォッチ」の”カーテン”で覆われていたり、
テレビモニターが映像を流していたりと、それぞれが各ブランドの
ショールームの役割を兼ねている。
「別々の階に各ブランドの店を入れると、人通りの多い一階のブランドが
有利になる。全ブランドを同じように見せたかった」。この新ビルを
設計した建築家の坂茂氏はこう話す。ビル全体を「時計のミュージアム」
(ニコラス・G・ハイエック会長)と位置づけており、エレベーター内の
ショールーム化をはじめ、「見せる」工夫を随所で凝らした。
例えば、客が入りやすい様にした。1階正面の巨大なガラスのシャッターが
開くと、銀座の中央通りから裏通りまで通り抜け出来る道が出現する。
散歩をしながら7つのショールームを眺める事が出来る。
吹き抜けの壁面は14階の高さまでびっしりと植物を植え、緑の少ない銀座で
ふと立ち寄りたくなる演出を心がけた。
同ビルは地上14階・地下2階、延べ床面積は5697平方メートル。
店舗部門の面積はグループの直営店の中で世界最大だ。
直営店はスウォッチを除く6ブランドが高級ブランド。中でも「ブレゲ」
「ブランパン」「グラスヒュッテ・オリジナル」「レオン・アト」の4つは
日本初の直営店で、ブランドイメージの発信を狙う。
いずれも一般の百貨店や専門店より品揃えを充実し、高級感漂う内装にした。
オシャレで比較的安い腕時計として有名なスウォッチだが、新ビルは
同グループの高級イメージを「見せる」場に仕上げた。
<5月30日 日経MJ>
新拠点を開設した。新ビル「ニコラス・G・ハイエックセンター」は
7ブランドの旗艦店のほか、オフィス、サービス拠点を備えた同グループ
初の複合施設。巧みな空間デザインで「見せる」工夫を凝らした。
ハイエックセンターに入ると、楕円(だえん)形や四角など7種類の
ガラス張りのエレベーターが目を引く。地下一階から地上四階にある
7ブランドの直営店(計約705平方メートル)と直結。エレベーターの
中には2500本もの「スウォッチ」の”カーテン”で覆われていたり、
テレビモニターが映像を流していたりと、それぞれが各ブランドの
ショールームの役割を兼ねている。
「別々の階に各ブランドの店を入れると、人通りの多い一階のブランドが
有利になる。全ブランドを同じように見せたかった」。この新ビルを
設計した建築家の坂茂氏はこう話す。ビル全体を「時計のミュージアム」
(ニコラス・G・ハイエック会長)と位置づけており、エレベーター内の
ショールーム化をはじめ、「見せる」工夫を随所で凝らした。
例えば、客が入りやすい様にした。1階正面の巨大なガラスのシャッターが
開くと、銀座の中央通りから裏通りまで通り抜け出来る道が出現する。
散歩をしながら7つのショールームを眺める事が出来る。
吹き抜けの壁面は14階の高さまでびっしりと植物を植え、緑の少ない銀座で
ふと立ち寄りたくなる演出を心がけた。
同ビルは地上14階・地下2階、延べ床面積は5697平方メートル。
店舗部門の面積はグループの直営店の中で世界最大だ。
直営店はスウォッチを除く6ブランドが高級ブランド。中でも「ブレゲ」
「ブランパン」「グラスヒュッテ・オリジナル」「レオン・アト」の4つは
日本初の直営店で、ブランドイメージの発信を狙う。
いずれも一般の百貨店や専門店より品揃えを充実し、高級感漂う内装にした。
オシャレで比較的安い腕時計として有名なスウォッチだが、新ビルは
同グループの高級イメージを「見せる」場に仕上げた。
<5月30日 日経MJ>
ビール営業、協賛金より繁盛店醸造
激しいシェア争いを続け、取引先飲食店の争奪が過熱するビール系
飲料メーカーの間で、戦術転換が目立って来た。協賛金を積み増す
体力勝負に見切りを付け、店の開業前から取引先に食い込む戦術だ。
サッポロビールは繁盛店を生み出すノウハウを提供、キリンビールは
コンセプト作りから参画する営業手法に磨きをかける。
東京・恵比寿にあるサッポロビール本社の地下3階に、同社がこれまで
ひた隠しにしてきた秘密の部屋がある。
ドアに張られた札には「繁盛店への扉」とある。
部屋には棚やグラスや食器、壁には暖簾(のれん)や制服がずらりと
並ぶ。開業のための必需品のサンプルがほぼそろう。
部屋の主は「フードビジネスサポートグループ」。マーケティング本部・
外食戦略部に所属する「特殊部隊」だ。
食肉卸のカミチク(鹿児島市)の斉木社長は「品質にこだわった
焼肉店を開きたい」と考えていた。しかし飲食店運営のノウハウが無い。
地元酒販店の勧めで複数のビール会社に相談し、サッポロを選んだ。
「最後まで面倒を見てくれると感じた」(斉木氏)からだ。
メニュー作りや食器類の提供はもとより、店のデザインを考え、備品は
どれ位必要かを教え、従業員教育では外食コンサルタントを招いた。
サワーの作り方も伝授、朝礼もこの部屋で練習した。
斉木氏が最初に部屋を訪れた20日後、焼肉店「牛の蔵」が東京・広尾で
開店した。ビールはエビスに決まり、サッポロのワインや焼酎、緑茶などの
清涼飲料もサッポロ飲料の商品を扱う。
店の売上高は月1700万円。厨房を含めた店舗面積が160平方メートルの
店としては好調だ。サッポロビールの荒井良彦・外食戦略部副課長は
「将来的にも有望な取引先」と期待する。
飲食店経営者ら毎月15人前後が「繁盛店への扉」をたたく。新しい
営業形態の提案を求める、人材育成の悩み・・ニーズは幅広く、深い。
今年は店の従業員を分析して人材活用策を提案する「人財ドッグ」も始めた。
目指す姿は「相談するならサッポロビール」(杉垣部長)だ。
4月27日に開業、5月6日までの10日間で122万人が訪れた東京・丸の内の
新丸の内ビルディング(新丸ビル)。アルコールを扱う飲食店46店のうち
37店がキリンのビールやワインを入れた。
商業ビルでの取引先獲得合戦としてはキリンの圧勝と言える。東京・
丸の内は三菱グループの牙城で、ビル開発者も三菱地所だ。
勝って当然と思われがちだが、話しはそう簡単ではない。
テナント各店舗を「交流の場」という1つのコンセプトでまとめた7階の
「丸の内ハウス」をこまめに巡回する男がいる。フロアの企画にアドバイザー
として参加した、キリンビール広域販売推進部の島田新一氏だ。
2005年9月、新丸ビルの7階を「交流の場となる飲食ゾーン」にしようと
決めた三菱地所は、キリンにではなく、キリンの島田氏にアドバイザー
就任を要請した。三菱地所SC営業部の綿引浩之副長は「島田氏は業態開発の
アドバイザーとして客観的な意見が出来る人だと判断した」と振り返る。
島田氏は飲食の営業形態開発の豊富な経験を生かし、次々と助言した。
テナントに推薦した「リゴット」にはカウンターバーの作り方を教えた。
「ソバキチ」にはバーとしても楽しめる要素が加わった。
「圧迫感が無いよう(棚の役割を果たす)テラスのガラスを低くして
下さい」と、内装の細かな設計にまで口を出した。フロアとして統一感を
持たせるために、共通のビールグラスにするよう、提案もした。
島田氏への三菱地所からの報酬はゼロ。三菱地所は支払いを申し出たが、
あくまで営業の一環としてキリン側が断った。「本当は400万円ぐらい
貰っても良い仕事。でも、これこそが『価値営業』」と島田氏。
島田氏は一度たりとも「キリンのビールを買って下さい」とは言わなかった。
しかし、結果的にはキリンの圧勝。キリンが目指して来た提案型営業の
1つの形が新丸ビルに結実した。
<5月30日 日経MJ>
飲料メーカーの間で、戦術転換が目立って来た。協賛金を積み増す
体力勝負に見切りを付け、店の開業前から取引先に食い込む戦術だ。
サッポロビールは繁盛店を生み出すノウハウを提供、キリンビールは
コンセプト作りから参画する営業手法に磨きをかける。
東京・恵比寿にあるサッポロビール本社の地下3階に、同社がこれまで
ひた隠しにしてきた秘密の部屋がある。
ドアに張られた札には「繁盛店への扉」とある。
部屋には棚やグラスや食器、壁には暖簾(のれん)や制服がずらりと
並ぶ。開業のための必需品のサンプルがほぼそろう。
部屋の主は「フードビジネスサポートグループ」。マーケティング本部・
外食戦略部に所属する「特殊部隊」だ。
食肉卸のカミチク(鹿児島市)の斉木社長は「品質にこだわった
焼肉店を開きたい」と考えていた。しかし飲食店運営のノウハウが無い。
地元酒販店の勧めで複数のビール会社に相談し、サッポロを選んだ。
「最後まで面倒を見てくれると感じた」(斉木氏)からだ。
メニュー作りや食器類の提供はもとより、店のデザインを考え、備品は
どれ位必要かを教え、従業員教育では外食コンサルタントを招いた。
サワーの作り方も伝授、朝礼もこの部屋で練習した。
斉木氏が最初に部屋を訪れた20日後、焼肉店「牛の蔵」が東京・広尾で
開店した。ビールはエビスに決まり、サッポロのワインや焼酎、緑茶などの
清涼飲料もサッポロ飲料の商品を扱う。
店の売上高は月1700万円。厨房を含めた店舗面積が160平方メートルの
店としては好調だ。サッポロビールの荒井良彦・外食戦略部副課長は
「将来的にも有望な取引先」と期待する。
飲食店経営者ら毎月15人前後が「繁盛店への扉」をたたく。新しい
営業形態の提案を求める、人材育成の悩み・・ニーズは幅広く、深い。
今年は店の従業員を分析して人材活用策を提案する「人財ドッグ」も始めた。
目指す姿は「相談するならサッポロビール」(杉垣部長)だ。
4月27日に開業、5月6日までの10日間で122万人が訪れた東京・丸の内の
新丸の内ビルディング(新丸ビル)。アルコールを扱う飲食店46店のうち
37店がキリンのビールやワインを入れた。
商業ビルでの取引先獲得合戦としてはキリンの圧勝と言える。東京・
丸の内は三菱グループの牙城で、ビル開発者も三菱地所だ。
勝って当然と思われがちだが、話しはそう簡単ではない。
テナント各店舗を「交流の場」という1つのコンセプトでまとめた7階の
「丸の内ハウス」をこまめに巡回する男がいる。フロアの企画にアドバイザー
として参加した、キリンビール広域販売推進部の島田新一氏だ。
2005年9月、新丸ビルの7階を「交流の場となる飲食ゾーン」にしようと
決めた三菱地所は、キリンにではなく、キリンの島田氏にアドバイザー
就任を要請した。三菱地所SC営業部の綿引浩之副長は「島田氏は業態開発の
アドバイザーとして客観的な意見が出来る人だと判断した」と振り返る。
島田氏は飲食の営業形態開発の豊富な経験を生かし、次々と助言した。
テナントに推薦した「リゴット」にはカウンターバーの作り方を教えた。
「ソバキチ」にはバーとしても楽しめる要素が加わった。
「圧迫感が無いよう(棚の役割を果たす)テラスのガラスを低くして
下さい」と、内装の細かな設計にまで口を出した。フロアとして統一感を
持たせるために、共通のビールグラスにするよう、提案もした。
島田氏への三菱地所からの報酬はゼロ。三菱地所は支払いを申し出たが、
あくまで営業の一環としてキリン側が断った。「本当は400万円ぐらい
貰っても良い仕事。でも、これこそが『価値営業』」と島田氏。
島田氏は一度たりとも「キリンのビールを買って下さい」とは言わなかった。
しかし、結果的にはキリンの圧勝。キリンが目指して来た提案型営業の
1つの形が新丸ビルに結実した。
<5月30日 日経MJ>
2007年05月29日
ファミマ、初の500円台パスタ
ファミリーマートは29日、全国約7000店のファミリーマートで、
初めて500円台のパスタを販売する。
ちまたでプレミアムビールやプレミアムアイスクリームが
支持されていることから、同社の売れ筋商品であるパスタでも
高価格帯商品を販売することにした。
エビや貝など素材にこだわった5品目を具材として載せており、
レストランのような本格的な味わいが特徴という。
商品は「三ツ星パスタ5種の海の幸の贅沢(ぜいたく)パスタ」(520円)。
エビ、イタヤ貝、タコ、イカを細かく刻んで煮込んだソースを使用。
具材としてガーリックでソテーしたアサリや頭付きのエビを盛り付けた。
同社は2006年から、めんに高級デュラム・セモリナを使用した乾麺や
低温熟成した生パスタを利用した本格志向の独自企画商品「三ツ星パスタ」
シリーズを展開している。
30代のOLやサラリーマンに人気で、2006年度は同ブランド発売前の
2005年度比でパスタの売り上げが20%増になったと言う。
これまでは平均価格帯は300円前後だったが、オフィスや自宅で
「ちょっとした贅沢を楽しみたい」という需要が増えている事に着目。
初めて全国で500円を超える価格設定でパスタを売り出す事にした。
<5月28日 日経MJ>
初めて500円台のパスタを販売する。
ちまたでプレミアムビールやプレミアムアイスクリームが
支持されていることから、同社の売れ筋商品であるパスタでも
高価格帯商品を販売することにした。
エビや貝など素材にこだわった5品目を具材として載せており、
レストランのような本格的な味わいが特徴という。
商品は「三ツ星パスタ5種の海の幸の贅沢(ぜいたく)パスタ」(520円)。
エビ、イタヤ貝、タコ、イカを細かく刻んで煮込んだソースを使用。
具材としてガーリックでソテーしたアサリや頭付きのエビを盛り付けた。
同社は2006年から、めんに高級デュラム・セモリナを使用した乾麺や
低温熟成した生パスタを利用した本格志向の独自企画商品「三ツ星パスタ」
シリーズを展開している。
30代のOLやサラリーマンに人気で、2006年度は同ブランド発売前の
2005年度比でパスタの売り上げが20%増になったと言う。
これまでは平均価格帯は300円前後だったが、オフィスや自宅で
「ちょっとした贅沢を楽しみたい」という需要が増えている事に着目。
初めて全国で500円を超える価格設定でパスタを売り出す事にした。
<5月28日 日経MJ>
繊維カンパニー、純利益200億円へ
伊藤忠商事の繊維カンパニーは主力ブランド事業を強化する。
アパレル部門では人気ブランド商品を扱う店舗網を拡大するほか、OEM
(相手先ブランドによる生産)を強化。
非アパレル部門ではアジア地域で専門店の出店を加速する。
事業拡大により同カンパニーの連結ベースの純利益を2007年3月期の
171億円から、2年後の2008年度には200億円以上に引き上げる。
新しいアパレルブランドとして昨年、導入した仏・ゴルフウェアの
「ヌニ」は、今後2年間で小型店含め15店程度に増やす。伊・紳士服の
「ルイジ・ボレッリ」は今期中に都内に路面店を出し、来年以降、数店の
出店を見込んでいる。米・カジュアルウェアの「サッカーニ」は今春から
量販店向けに子供服の製造販売を開始した。
アパレルブランドは「ポールスミス」など主力分野が好調。引き続き
国内百貨店などへの供給を増やすほか、アジア地域を含め専門小型店の
多店舗化を進める。
国内外の生産拠点を活用したOEM事業も強化する。繊維生産の海外
移転を背景に大手商社では繊維事業の縮小が目立つが、伊藤忠は国内外で
「これまで培った独自の生産機能を維持し、改めて生かす」
(岡野正弘専務)方針。
衣料以外では、主力の米国のカジュアルバッグブランド「レスポート
サック」を扱う店舗の多店舗化を進める。国内百貨店などに40店以上、
海外では中国の上海、成都などに8店出店しており、今年は中国にさらに
5〜6店を出店する。
宝飾品の「クロムハーツ」、食料品の「ディーン&デルーカ」などでは
店舗がある香港、台北に加え、アジアの主要都市への出店を急ぐ。
2006年度の繊維カンパニーの連結純利益は171億円。このうちブランド
関連が50%を占める。2年後には100億円以上の純利益を目指し、そのうち
6割程度をブランド事業が占めると見ている。
<5月28日 日経MJ>
アパレル部門では人気ブランド商品を扱う店舗網を拡大するほか、OEM
(相手先ブランドによる生産)を強化。
非アパレル部門ではアジア地域で専門店の出店を加速する。
事業拡大により同カンパニーの連結ベースの純利益を2007年3月期の
171億円から、2年後の2008年度には200億円以上に引き上げる。
新しいアパレルブランドとして昨年、導入した仏・ゴルフウェアの
「ヌニ」は、今後2年間で小型店含め15店程度に増やす。伊・紳士服の
「ルイジ・ボレッリ」は今期中に都内に路面店を出し、来年以降、数店の
出店を見込んでいる。米・カジュアルウェアの「サッカーニ」は今春から
量販店向けに子供服の製造販売を開始した。
アパレルブランドは「ポールスミス」など主力分野が好調。引き続き
国内百貨店などへの供給を増やすほか、アジア地域を含め専門小型店の
多店舗化を進める。
国内外の生産拠点を活用したOEM事業も強化する。繊維生産の海外
移転を背景に大手商社では繊維事業の縮小が目立つが、伊藤忠は国内外で
「これまで培った独自の生産機能を維持し、改めて生かす」
(岡野正弘専務)方針。
衣料以外では、主力の米国のカジュアルバッグブランド「レスポート
サック」を扱う店舗の多店舗化を進める。国内百貨店などに40店以上、
海外では中国の上海、成都などに8店出店しており、今年は中国にさらに
5〜6店を出店する。
宝飾品の「クロムハーツ」、食料品の「ディーン&デルーカ」などでは
店舗がある香港、台北に加え、アジアの主要都市への出店を急ぐ。
2006年度の繊維カンパニーの連結純利益は171億円。このうちブランド
関連が50%を占める。2年後には100億円以上の純利益を目指し、そのうち
6割程度をブランド事業が占めると見ている。
<5月28日 日経MJ>
NZ産「安心」牛肉人気
レストランでニュージーランド産牛肉を採用する例が増えている。
BSE(牛海面状脳症)が一度も発生していない安心感が受けている。
飼料として牧草を与え、抗生物質や成長ホルモンを食べさせていない
牛の人気が高い。食への安心への関心が一段と深まる中で存在感を増しそうだ。
東京・銀座で4月19日開店したニュージーランド料理の「アロッサ銀座」は
同国産牛肉のローストミートが売り物。6〜7時間掛けて低温で焼き上げる。
運営するブゥロ(東京・渋谷)の佐藤幸二社長が昨年7月に牧草飼育牛肉を
試食し、「牧草を食べて安全な牛肉は香りも高く美味しい」と惚れ込んだ。
ステーキレストランの紅矢(東京・杉並、矢野久美子社長)は開業依頼
同国産にこだわる。ハンバーグは粗びきでつなぎをほとんど使わない。
歯応えを残し、肉そのものを味わって欲しいと言う考えからだ。
矢野社長は「安全性などをアピールする冊子を独自に作り、認知度を
高めたい」と意気込む。
テンアライドが運営する居酒屋「天狗」は牛肉のサイコロステーキが
看板メニュー。昨年9月、オーストラリア産からニュージーランド産に
切り替えた。
飯野公敏取締役は「成長ホルモン、抗生物質を使わず安全性が高い。
しかもジューシー」と理由を説明する。仕入れ価格は1キロ約2000円。
人気が高まり上昇気味だが、今後も使い続ける方針だ。
売れ行きは、1日当たり全店で2500食と豪州産の2倍になったと言う。
セルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)のレストラン「クーカーニョ」は
米国でBSEが発生した2003年にニュージーランド産に切り替えた。
シェフの曽我部俊典氏は「思いのほか味が良かったし、最近のヘルシー
志向に合う」と話す。今後も米産を再び使う予定は無い。
業界団体ミート&ウールニュージーランド日本代表のジョン・
ハンドルビー氏は「安全性や牧草肥育牛肉の美味しさを訴えたい」と
話している。
<5月28日 日経MJ>
BSE(牛海面状脳症)が一度も発生していない安心感が受けている。
飼料として牧草を与え、抗生物質や成長ホルモンを食べさせていない
牛の人気が高い。食への安心への関心が一段と深まる中で存在感を増しそうだ。
東京・銀座で4月19日開店したニュージーランド料理の「アロッサ銀座」は
同国産牛肉のローストミートが売り物。6〜7時間掛けて低温で焼き上げる。
運営するブゥロ(東京・渋谷)の佐藤幸二社長が昨年7月に牧草飼育牛肉を
試食し、「牧草を食べて安全な牛肉は香りも高く美味しい」と惚れ込んだ。
ステーキレストランの紅矢(東京・杉並、矢野久美子社長)は開業依頼
同国産にこだわる。ハンバーグは粗びきでつなぎをほとんど使わない。
歯応えを残し、肉そのものを味わって欲しいと言う考えからだ。
矢野社長は「安全性などをアピールする冊子を独自に作り、認知度を
高めたい」と意気込む。
テンアライドが運営する居酒屋「天狗」は牛肉のサイコロステーキが
看板メニュー。昨年9月、オーストラリア産からニュージーランド産に
切り替えた。
飯野公敏取締役は「成長ホルモン、抗生物質を使わず安全性が高い。
しかもジューシー」と理由を説明する。仕入れ価格は1キロ約2000円。
人気が高まり上昇気味だが、今後も使い続ける方針だ。
売れ行きは、1日当たり全店で2500食と豪州産の2倍になったと言う。
セルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)のレストラン「クーカーニョ」は
米国でBSEが発生した2003年にニュージーランド産に切り替えた。
シェフの曽我部俊典氏は「思いのほか味が良かったし、最近のヘルシー
志向に合う」と話す。今後も米産を再び使う予定は無い。
業界団体ミート&ウールニュージーランド日本代表のジョン・
ハンドルビー氏は「安全性や牧草肥育牛肉の美味しさを訴えたい」と
話している。
<5月28日 日経MJ>
すかいらーく 中食事業を再編
ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは中食事業を再編する。
不採算部分から撤退し、持ち帰り惣菜の販売を2子会社に集約する一方
成長が見込める宅配サービスは多店舗展開する方針。
昨年7月の経営陣による企業買収(MBO)以降、類似ブランドが多い
ファミレス中心に業態の整理・統合を進めており、中食見直しもその一環だ。
撤退するのは2002年に出店を始めた「ごはんや八福」。郊外中心に
最多時で約30店あった。広さ100平方メートル程度で、店内調理した
持ち帰り弁当や惣菜を販売。20〜30前後の飲食席で定職類も提供していた。
同社は小子化などで伸び悩む外食市場にあって、中食事業は有望と
見込んでいた。ただ、ごはんや八福の月商は目標の600万円の6〜7割
程度にとどまっていた。出店した郊外は都心部ほど中食市場が成熟して
おらず、コンビニエンスストアの惣菜とも競合。イートイン併設による
運営の複雑化も響いた。
そのため、今年2月から閉店作業に着手。5月末での全店閉鎖を決定した。
一部は、うどんと定職販売の「まんぷく食堂」に業態転換するが、
大半は店じまいする。
中食事業のうち、販売面ではデパ地下などで惣菜販売を手掛ける
「フロジャポン」と、昨年5月に子会社化した「小僧寿し本部」に集約する。
同時に、既に2店出した宅配専門店「オール・フーズ・デリバリー」の
出店拡大を検討する。団塊世代の退職などを背景に、今後はピザなどに
限らず、惣菜や弁当でも宅配需要は拡大すると見ている。
すかいらーくはMBO以降、違いが分かり難い洋風レストランの抜本的な
業態見直しを進めている。今年中をメドに、都心型のファミレスに
「ビルディ」全70店を認知度の高い「ガスト」に転換する。
「スカイラークガーデンズ」は今年1月までにカジュアルレストランの
「ジェイズガーデン」への転換を終えている。
<5月28日 日経MJ>
不採算部分から撤退し、持ち帰り惣菜の販売を2子会社に集約する一方
成長が見込める宅配サービスは多店舗展開する方針。
昨年7月の経営陣による企業買収(MBO)以降、類似ブランドが多い
ファミレス中心に業態の整理・統合を進めており、中食見直しもその一環だ。
撤退するのは2002年に出店を始めた「ごはんや八福」。郊外中心に
最多時で約30店あった。広さ100平方メートル程度で、店内調理した
持ち帰り弁当や惣菜を販売。20〜30前後の飲食席で定職類も提供していた。
同社は小子化などで伸び悩む外食市場にあって、中食事業は有望と
見込んでいた。ただ、ごはんや八福の月商は目標の600万円の6〜7割
程度にとどまっていた。出店した郊外は都心部ほど中食市場が成熟して
おらず、コンビニエンスストアの惣菜とも競合。イートイン併設による
運営の複雑化も響いた。
そのため、今年2月から閉店作業に着手。5月末での全店閉鎖を決定した。
一部は、うどんと定職販売の「まんぷく食堂」に業態転換するが、
大半は店じまいする。
中食事業のうち、販売面ではデパ地下などで惣菜販売を手掛ける
「フロジャポン」と、昨年5月に子会社化した「小僧寿し本部」に集約する。
同時に、既に2店出した宅配専門店「オール・フーズ・デリバリー」の
出店拡大を検討する。団塊世代の退職などを背景に、今後はピザなどに
限らず、惣菜や弁当でも宅配需要は拡大すると見ている。
すかいらーくはMBO以降、違いが分かり難い洋風レストランの抜本的な
業態見直しを進めている。今年中をメドに、都心型のファミレスに
「ビルディ」全70店を認知度の高い「ガスト」に転換する。
「スカイラークガーデンズ」は今年1月までにカジュアルレストランの
「ジェイズガーデン」への転換を終えている。
<5月28日 日経MJ>
ベジスイーツが人気
トマト・パセリ・ゴボウ。あまりケーキなどに使う事が無かった
野菜を取り入れた洋菓子「ベジスイーツ」が相次いで登場している。
女性だけでなく、最近は男性の関心も引くようになった。
東京・中目黒にある「パティスリー ポタジエ」は有機野菜専門の
スイーツ店。ケースにはゴボウショコラやトウモロコシのミルフィーユ
といった一風変わったケーキが並ぶ。どんな味かと口にしてみると、
野菜の香りと味が広がりながら、生クリームの甘みがしっかり伝わる。
「通常のケーキに比べると使う砂糖の量は半分。あとは野菜そのものの
甘さ」と商品を創作するオーナー、柿沢安耶さんは説明する。自身も
ベジタリアンである柿沢さんは野菜をメインにした体に良いスイーツが
あまりない事に着目。昨年4月に店をオープンした。
野菜は直接農家から購入、有機である事やしっかり熟した時期で
ある事を吟味し、自分で安心出来る食材だけを使う。
カフェ店「ル・カフェ・マミィ」(東京・目黒)では「ビューティ・
スイーツ」と名づけたメニューで提供するパセリのチーズケーキや
ヨモギのロールケーキが人気だ。
この店が野菜のケーキを作るようになったのは、化粧品メーカーから
新作の発表会で出すデザートの製作を依頼されたのがきっかけ。
「毎回化粧品に入っている成分を使う事が前提。普段は使わない野菜も
実際に使ってみると以外に甘い物との相性が良い」と同店の名津井麻真さん。
3月に開業した神奈川県横浜市のららぽーと横浜には「野菜ソムリエの
ベジクレープ」という店が入店している。チョコレートや果物を使った
通常のクレープも扱っているが、最大の売りは生野菜タイプ。
ライ麦の生地でアスパラやレタスを巻い、手作りマヨネーズを添えた
「グリーンサラダ」(430円)は、ちょうどサラダのサンドイッチを
食べているようでボリュームがある。昼のランチやおやつとして人気を
集めている。
「食の安心・安全が叫ばれているなか、資格を持った野菜ソムリエが
厳選した野菜をクレープという親しみのある商品で届ける」という、
同店の狙いはまずまず浸透している。
東京・表参道にある「セレブ・デ・トマト」はトマトだけを扱う専門店。
生のトマトからトマトを加工したスイーツやジャムを販売。
奥のレストランでは前菜からデザートまでトマトづくしのランチやディナーが
食べられる。中でも糖度の高いトマトを使ったスイーツは、従来のトマトの
イメージを壊すような濃厚な甘みがあり、驚かされる。
「脇役だったトマトを主役に」「多品種が常識だった野菜で、単一店を
作ってみたい」。そんな吉本社長の思いが結実した。
開店から1年半が経過、採算ベースに乗ってきた。今後はフランチャイズ
チェーン展開や加工食品の卸ビジネスに乗り出す考え。
「トマト革命を起こしたい」を意気込む。
健康や美容に意を払いつつも甘い物を食べたい、という永遠の願いの他
食の安全や安心を求める意識が「ベジスイーツ」市場を拡大している。
<5月28日 日経MJ>
野菜を取り入れた洋菓子「ベジスイーツ」が相次いで登場している。
女性だけでなく、最近は男性の関心も引くようになった。
東京・中目黒にある「パティスリー ポタジエ」は有機野菜専門の
スイーツ店。ケースにはゴボウショコラやトウモロコシのミルフィーユ
といった一風変わったケーキが並ぶ。どんな味かと口にしてみると、
野菜の香りと味が広がりながら、生クリームの甘みがしっかり伝わる。
「通常のケーキに比べると使う砂糖の量は半分。あとは野菜そのものの
甘さ」と商品を創作するオーナー、柿沢安耶さんは説明する。自身も
ベジタリアンである柿沢さんは野菜をメインにした体に良いスイーツが
あまりない事に着目。昨年4月に店をオープンした。
野菜は直接農家から購入、有機である事やしっかり熟した時期で
ある事を吟味し、自分で安心出来る食材だけを使う。
カフェ店「ル・カフェ・マミィ」(東京・目黒)では「ビューティ・
スイーツ」と名づけたメニューで提供するパセリのチーズケーキや
ヨモギのロールケーキが人気だ。
この店が野菜のケーキを作るようになったのは、化粧品メーカーから
新作の発表会で出すデザートの製作を依頼されたのがきっかけ。
「毎回化粧品に入っている成分を使う事が前提。普段は使わない野菜も
実際に使ってみると以外に甘い物との相性が良い」と同店の名津井麻真さん。
3月に開業した神奈川県横浜市のららぽーと横浜には「野菜ソムリエの
ベジクレープ」という店が入店している。チョコレートや果物を使った
通常のクレープも扱っているが、最大の売りは生野菜タイプ。
ライ麦の生地でアスパラやレタスを巻い、手作りマヨネーズを添えた
「グリーンサラダ」(430円)は、ちょうどサラダのサンドイッチを
食べているようでボリュームがある。昼のランチやおやつとして人気を
集めている。
「食の安心・安全が叫ばれているなか、資格を持った野菜ソムリエが
厳選した野菜をクレープという親しみのある商品で届ける」という、
同店の狙いはまずまず浸透している。
東京・表参道にある「セレブ・デ・トマト」はトマトだけを扱う専門店。
生のトマトからトマトを加工したスイーツやジャムを販売。
奥のレストランでは前菜からデザートまでトマトづくしのランチやディナーが
食べられる。中でも糖度の高いトマトを使ったスイーツは、従来のトマトの
イメージを壊すような濃厚な甘みがあり、驚かされる。
「脇役だったトマトを主役に」「多品種が常識だった野菜で、単一店を
作ってみたい」。そんな吉本社長の思いが結実した。
開店から1年半が経過、採算ベースに乗ってきた。今後はフランチャイズ
チェーン展開や加工食品の卸ビジネスに乗り出す考え。
「トマト革命を起こしたい」を意気込む。
健康や美容に意を払いつつも甘い物を食べたい、という永遠の願いの他
食の安全や安心を求める意識が「ベジスイーツ」市場を拡大している。
<5月28日 日経MJ>
2007年05月28日
エディオン・ビッグカメラ 業務提携始動
家電量販店のエディオンとビッグカメラの業務提携が動き出す。
10月をメドに、電池やビデオテープなど消耗品の独自商品を開発し、
共同仕入れを始める。
両社は2月に株式3%ずつを持ち合いし、3月に「業務提携委員会」を
発足して共同商品の開発や物流網の相互利用など8項目で提携を検討して来た。
このうち、電池などの消耗品はメーカーによる品質の差が少なく、
独自商品の開発が比較的容易と判断した。
今後、複数のメーカーと交渉し、対象品目や仕入れ条件を詰める。
「品目によっては2〜3ポイントの粗利益率の改善が期待出来る」
(ビッグカメラ商品部)と見ている。対象商品が増えれば、共通の
プライベートブランド(自主企画)を作る事も検討する。
両社は当面、年間売上高の5%を共同開発・仕入れ商品に切り替える
事を目標とする。生活家電やAV(音響・映像)機器など主力分野でも
共同商品を検討中だが、販売は年明け以降になる見通し。
エディオンの久保允誉社長は「業務提携だけでも十分な実(じつ)が
取れる」と強調する。
両社は今のところ中部以西と関東圏で出店地域はすみ分けているが、
ビッグは年内に京都、岡山に出店が決まっており、今後も関西地区への
出店が増える見込み。
業務提携をさらに進めるには、互いの出店戦略を含めた協力関係の
再確認も必要になりそうだ。
<5月28日 日経MJ>
10月をメドに、電池やビデオテープなど消耗品の独自商品を開発し、
共同仕入れを始める。
両社は2月に株式3%ずつを持ち合いし、3月に「業務提携委員会」を
発足して共同商品の開発や物流網の相互利用など8項目で提携を検討して来た。
このうち、電池などの消耗品はメーカーによる品質の差が少なく、
独自商品の開発が比較的容易と判断した。
今後、複数のメーカーと交渉し、対象品目や仕入れ条件を詰める。
「品目によっては2〜3ポイントの粗利益率の改善が期待出来る」
(ビッグカメラ商品部)と見ている。対象商品が増えれば、共通の
プライベートブランド(自主企画)を作る事も検討する。
両社は当面、年間売上高の5%を共同開発・仕入れ商品に切り替える
事を目標とする。生活家電やAV(音響・映像)機器など主力分野でも
共同商品を検討中だが、販売は年明け以降になる見通し。
エディオンの久保允誉社長は「業務提携だけでも十分な実(じつ)が
取れる」と強調する。
両社は今のところ中部以西と関東圏で出店地域はすみ分けているが、
ビッグは年内に京都、岡山に出店が決まっており、今後も関西地区への
出店が増える見込み。
業務提携をさらに進めるには、互いの出店戦略を含めた協力関係の
再確認も必要になりそうだ。
<5月28日 日経MJ>
冷凍食品、味わい深く
お弁当のおかずとして親しまれて来た冷凍惣菜を、夕食時などに
食卓のおかずとして購入する消費者が増えている。
メーカー各社も味や量にこだわった製品を相次ぎ投入している。
ブランド別評価では、味の素冷凍食品の「フレック洋食亭」が2位に35ポイント引き離して1位となった。15の評価項目のうち、「味」や
「素材・品質」「容量」など5項目でトップ。
次いでアクリフーズの「なごみ小鉢」、加ト吉の「和惣亭」が続いた。
「なごみ小鉢」は「ブランド力」こそ13品目中で12位だったが、「商品
コンセプト」など個別の評価項目の4つで首位となるなど強さを見せた。
「フレック」は1972年の誕生。独自の超急速冷凍技術を生かし、出来立ての
味を新鮮なまま提供する老舗ブランドだ。2003年に味の素冷凍食品が
統合した。
「フレック洋食亭」はハンバーグを揃え、「リピート購入率」や「ブランド力」
といった項目で他を引き離すなど根強い人気を見せている。
「なごみ小鉢」は切り干し大根や小松菜おひたしなど6種類の和惣菜が
入った商品で、自然解凍でも食べられる。1袋で6種類の商品を楽しめる
「商品コンセプト」でトップ評価だった。低カロリーの野菜が中心で、
健康志向が強い女性などの消費者を狙った「ターゲット設定」も37%を
獲得し、ニチレイフーズ「上等洋食」と並び最高だった。
5位のニチロ「新中華街」は「ネーミング」や「商品構成」など3項目で
トップ。中華料理の名店、赤坂離宮の総料理長との共同開発で「たけのこと
しいたけのシューマイ」や「中華丼の具」など揃え、「商品構成」で
高い評価を得た。
食卓で楽しむ冷凍惣菜市場を開拓したニチレイフーズの「上等洋食」は
9位止まりだった。ただ「POPなど店頭販促物」など2項目は高評価を得た。
3位の加ト吉「和惣亭」が「利益率」で高い評価を得たほか、6位の
日本たばこ産業(JT)「いまどき和膳」は「テレビCMなどの広告・
宣伝」で検討した。
<5月28日 日経MJ>
食卓のおかずとして購入する消費者が増えている。
メーカー各社も味や量にこだわった製品を相次ぎ投入している。
ブランド別評価では、味の素冷凍食品の「フレック洋食亭」が2位に35ポイント引き離して1位となった。15の評価項目のうち、「味」や
「素材・品質」「容量」など5項目でトップ。
次いでアクリフーズの「なごみ小鉢」、加ト吉の「和惣亭」が続いた。
「なごみ小鉢」は「ブランド力」こそ13品目中で12位だったが、「商品
コンセプト」など個別の評価項目の4つで首位となるなど強さを見せた。
「フレック」は1972年の誕生。独自の超急速冷凍技術を生かし、出来立ての
味を新鮮なまま提供する老舗ブランドだ。2003年に味の素冷凍食品が
統合した。
「フレック洋食亭」はハンバーグを揃え、「リピート購入率」や「ブランド力」
といった項目で他を引き離すなど根強い人気を見せている。
「なごみ小鉢」は切り干し大根や小松菜おひたしなど6種類の和惣菜が
入った商品で、自然解凍でも食べられる。1袋で6種類の商品を楽しめる
「商品コンセプト」でトップ評価だった。低カロリーの野菜が中心で、
健康志向が強い女性などの消費者を狙った「ターゲット設定」も37%を
獲得し、ニチレイフーズ「上等洋食」と並び最高だった。
5位のニチロ「新中華街」は「ネーミング」や「商品構成」など3項目で
トップ。中華料理の名店、赤坂離宮の総料理長との共同開発で「たけのこと
しいたけのシューマイ」や「中華丼の具」など揃え、「商品構成」で
高い評価を得た。
食卓で楽しむ冷凍惣菜市場を開拓したニチレイフーズの「上等洋食」は
9位止まりだった。ただ「POPなど店頭販促物」など2項目は高評価を得た。
3位の加ト吉「和惣亭」が「利益率」で高い評価を得たほか、6位の
日本たばこ産業(JT)「いまどき和膳」は「テレビCMなどの広告・
宣伝」で検討した。
<5月28日 日経MJ>
ドラッグ新型店に妙薬
東京・六本木の幹線道路沿いにあるマツモトキヨシ六本木店で、
6月1日から24時間営業が始まる。大手後ラッグストアで始めての
試みだ。
「早朝や深夜の発病など、緊急時に対応した医薬品販売がようやく出来る」
マツキヨの松本南海雄社長は深夜市場の開拓に意欲を見せる。
東京の新宿、渋谷など未明までにぎわう繁華街で24時間営業を検討する。
「24時間営業にすると売り上げは従来の1.4倍になる」と隼田登志夫
営業本部長は資産する。
だが一方で「売り上げが増えた分は増員した薬剤師の人件費に吸収される」
との意見も。手放しで喜べる目算ではない。
ドラッグストアで大衆薬を販売するには薬剤師の常駐が求められる。
マツキヨ六本木店では24時間営業化に伴い、2人だった薬剤師を5人に
増員する計画だ。
「薬剤師手当」が付く薬剤師の給与水準は一般社員の1.5倍程度とされる。
実際、マツキヨが新卒採用した2007年度の薬剤師の初任給は30万9822円で
薬剤師資格の無い大卒社員の20万7000円を大きく上回る。
それでも24時間営業に踏み切るのは改正薬事法の施行をにらんでの事だ。
2009年度以降、スーパーやコンビニなど異業種が大衆薬販売に参入するのは確実。
一方で「登録販売者」制度が導入され、大衆薬の販売に薬剤師が不要になる。
「登録販売者の起用で活路が開ける」と、松本社長は断言する。
登録販売者は薬剤師よりはるかに少ない手当てで確保出来る見込みで、
人件費を抑えられる。出店数に応じて薬剤師を争奪し、手当てを積み増し
して来たのとは対象的だ。
マツキヨは一般社員の大半に登録販売者の資格を取らせる方針。
登録販売者は各社が出店計画などをにらみつつ計画的に育成出来る。
薬剤師の様に人手不足の不安にさらされる可能性も低い。
調剤と言う専門性が高い分野に薬剤師の起用を集中し、大衆薬販売には
一般社員を張り付ける事で、ムダな販売管理費を削減出来る。
<5月28日 日経MJ>
6月1日から24時間営業が始まる。大手後ラッグストアで始めての
試みだ。
「早朝や深夜の発病など、緊急時に対応した医薬品販売がようやく出来る」
マツキヨの松本南海雄社長は深夜市場の開拓に意欲を見せる。
東京の新宿、渋谷など未明までにぎわう繁華街で24時間営業を検討する。
「24時間営業にすると売り上げは従来の1.4倍になる」と隼田登志夫
営業本部長は資産する。
だが一方で「売り上げが増えた分は増員した薬剤師の人件費に吸収される」
との意見も。手放しで喜べる目算ではない。
ドラッグストアで大衆薬を販売するには薬剤師の常駐が求められる。
マツキヨ六本木店では24時間営業化に伴い、2人だった薬剤師を5人に
増員する計画だ。
「薬剤師手当」が付く薬剤師の給与水準は一般社員の1.5倍程度とされる。
実際、マツキヨが新卒採用した2007年度の薬剤師の初任給は30万9822円で
薬剤師資格の無い大卒社員の20万7000円を大きく上回る。
それでも24時間営業に踏み切るのは改正薬事法の施行をにらんでの事だ。
2009年度以降、スーパーやコンビニなど異業種が大衆薬販売に参入するのは確実。
一方で「登録販売者」制度が導入され、大衆薬の販売に薬剤師が不要になる。
「登録販売者の起用で活路が開ける」と、松本社長は断言する。
登録販売者は薬剤師よりはるかに少ない手当てで確保出来る見込みで、
人件費を抑えられる。出店数に応じて薬剤師を争奪し、手当てを積み増し
して来たのとは対象的だ。
マツキヨは一般社員の大半に登録販売者の資格を取らせる方針。
登録販売者は各社が出店計画などをにらみつつ計画的に育成出来る。
薬剤師の様に人手不足の不安にさらされる可能性も低い。
調剤と言う専門性が高い分野に薬剤師の起用を集中し、大衆薬販売には
一般社員を張り付ける事で、ムダな販売管理費を削減出来る。
<5月28日 日経MJ>
2007年05月25日
au携帯 夏商戦、ファッション強調
KDDIは携帯電話「au」で、夏商戦に向け42のファッションブランドと
連携し、専用ケースなどの独自商品を販売する。
同社はこれまで端末のデザインに力を入れて来たが、関連商品までデザイン性の
高いものを揃える事で総合的なライフスタイルとして提案。若い女性などを
中心に一段の普及を狙う。
「モバイル・ファッション」と題して6月14日以降、順次始める。参加する
ブランドは「アバハウス」「バロー」「BCサロン」「エディフィス」
「エドウィン」「フレッドペリー」「イエナ」「ジャーナルスタンダード」
「ラベンハム」「ナノ・ユニバース」など。
各ブランドとauの携帯電話の夏モデル向けに作ったケースやストラップ
などを揃える。携帯電話向け通販サイト「auショッピングモール」で販売
するほか、夏モデルと関連商品との組み合わせ例を11のブランドの東京・
表参道地区の店舗で展示する。
ブランドごとに端末向けのデジタルコンテンツ(情報の中身)も用意。
待ち受け画面や着信音などを一括して設定するファイル「EZケータイアレンジ」
などを無料で提供する。
対象者は夏モデルの購入者に限定する。ファッション性を強調する事で
売り上げを拡大する。関連商品は数量限定で無くなり次第終了し、デジタル
コンテンツは7月31日まで提供する。
同社は2001年に「auデザインプロイジェクト」を始め、国内外のデザイナー
らと組んで端末デザインの向上に力を入れて来た。ただ。競合各社も最近、
外部のデザイン企業やブランドと組み、端末デザインを強化している。
KDDIはデザイン戦略をケースなどの関連商品まで広げる事で、
先端的なイメージを強める。
<5月25日 日経MJ>
連携し、専用ケースなどの独自商品を販売する。
同社はこれまで端末のデザインに力を入れて来たが、関連商品までデザイン性の
高いものを揃える事で総合的なライフスタイルとして提案。若い女性などを
中心に一段の普及を狙う。
「モバイル・ファッション」と題して6月14日以降、順次始める。参加する
ブランドは「アバハウス」「バロー」「BCサロン」「エディフィス」
「エドウィン」「フレッドペリー」「イエナ」「ジャーナルスタンダード」
「ラベンハム」「ナノ・ユニバース」など。
各ブランドとauの携帯電話の夏モデル向けに作ったケースやストラップ
などを揃える。携帯電話向け通販サイト「auショッピングモール」で販売
するほか、夏モデルと関連商品との組み合わせ例を11のブランドの東京・
表参道地区の店舗で展示する。
ブランドごとに端末向けのデジタルコンテンツ(情報の中身)も用意。
待ち受け画面や着信音などを一括して設定するファイル「EZケータイアレンジ」
などを無料で提供する。
対象者は夏モデルの購入者に限定する。ファッション性を強調する事で
売り上げを拡大する。関連商品は数量限定で無くなり次第終了し、デジタル
コンテンツは7月31日まで提供する。
同社は2001年に「auデザインプロイジェクト」を始め、国内外のデザイナー
らと組んで端末デザインの向上に力を入れて来た。ただ。競合各社も最近、
外部のデザイン企業やブランドと組み、端末デザインを強化している。
KDDIはデザイン戦略をケースなどの関連商品まで広げる事で、
先端的なイメージを強める。
<5月25日 日経MJ>
ユニクロ、東日本最大店開業
ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料専門店、ユニクロは
25日、東京・世田谷に東日本最大の店舗「世田谷千歳台店」を開く。
売り場面積は標準店舗の約4.5倍の、約2970平方メートル。
新店で商品構成や売場作りなどの標準化を進め、3300平方メートル前後の
超大型店の多店舗化につなげる。
同社では3月に神戸市に開いた最大店「神戸ハーバーランド店」
(約3270平方メートル)に次ぐ規模となる。
商品構成は紳士・婦人カジュアル衣料をはじめ、子供服、婦人下着、
スポーツウェア、インテリア雑貨など季節ごとに店舗で販売する1000品目を
全て扱う。
従来インターネット通販限定で受注していた、ユニクロの商品に刺しゅうや
プリントを入れるサービスを店舗で初めて導入し、集客につなげる。
新店の立地は環状8号線と言う幹線道路沿いだが、駅から離れた住宅地に
近接している。これまでの大型店は都市中心部の出店が中心だった事から、
「新店で3300平方メートル規模の店の標準化を進め、チェーン展開したい」
(柳井正ファーストリテイリング会長兼社長)としている。
ユニクロは2004年10月に開店した心斎橋筋店(大阪市)を手始めに、
売り場面積1650〜3300平方メートルの大型店の出店を強化している。
世田谷千歳台店は24店目。2009年8月期までに107店にまで増やす計画。
<5月25日 日経MJ>
25日、東京・世田谷に東日本最大の店舗「世田谷千歳台店」を開く。
売り場面積は標準店舗の約4.5倍の、約2970平方メートル。
新店で商品構成や売場作りなどの標準化を進め、3300平方メートル前後の
超大型店の多店舗化につなげる。
同社では3月に神戸市に開いた最大店「神戸ハーバーランド店」
(約3270平方メートル)に次ぐ規模となる。
商品構成は紳士・婦人カジュアル衣料をはじめ、子供服、婦人下着、
スポーツウェア、インテリア雑貨など季節ごとに店舗で販売する1000品目を
全て扱う。
従来インターネット通販限定で受注していた、ユニクロの商品に刺しゅうや
プリントを入れるサービスを店舗で初めて導入し、集客につなげる。
新店の立地は環状8号線と言う幹線道路沿いだが、駅から離れた住宅地に
近接している。これまでの大型店は都市中心部の出店が中心だった事から、
「新店で3300平方メートル規模の店の標準化を進め、チェーン展開したい」
(柳井正ファーストリテイリング会長兼社長)としている。
ユニクロは2004年10月に開店した心斎橋筋店(大阪市)を手始めに、
売り場面積1650〜3300平方メートルの大型店の出店を強化している。
世田谷千歳台店は24店目。2009年8月期までに107店にまで増やす計画。
<5月25日 日経MJ>
ウォルマート、PB衣料を強化
昨年から改装を加速している西友が総合スーパー(GMS)の改装に着手した。
食品スーパーの改装に比べて、PB(プライベートブランド=自主企画)
衣料の強化など、各所に親会社ウォルマート・ストアーズの影響が色濃いが、
価格訴求は控えめだ。
低価格だけでは動かない日本の消費者に合わせてバランスを取ろうとする
大型店改装の成否は、6期ぶりの最終黒字を目指す今期の業績を大きく左右
しそうだ。
東京・江東のマンション街の一角にある東陽町店。三層で店舗面積が
4700平方メートルと小ぶり総合スーパーが先月末、7年ぶりに本格的な
改装を終えた。
3階では売場の中央にPB衣料ブランド「ジョージ」のコーナーを160平方
メートルの規模で新設した。カジュアル主体の品揃えは婦人と紳士を合わせて
60品目。30代〜40代がターゲットだ。これまでは通常の売場に商品が点在
していたが、一箇所に集積するとともに外国人モデルの大きな写真を背後に
掲げて、ファッション制を強調した。
1階ではセルフタイプのコーヒーショップを直営で導入した。ウォルマートが
米国の一部店舗で直営ショップを実験し始めたのと連動した動きだ。
ジョージのコーナー展開とともに西友の既存店での導入は初めてだ。
25日からは1階の食料品売場だけでなく全館を24時間営業とし、改装との
相乗効果を狙う。今年3月末時点で西友の24時間営業店は全体の7割に当たる
273店舗まで増えるが、多くは食品スーパーだ。
米ウォルマートは大型店も原則24時間営業で、今後は西友もGMS全館の
24時間営業店を増やして行く。
ただ、ウォルマートのエブリデー・ロープライス(毎日安売り)戦略を
象徴する継続的な値下げ商品を示した「ロールバック」の売場サインは
ほとんど目に入らない。
酒や調味料を2階に上げることで1階と合わせた食品売り場を1.5倍に広げたが、
重視したのは産地や品質にこだわった、やや上質の食品。特に改装で品揃えを
拡充した「豆腐や納豆、漬物と行った冷蔵食品の売り上げが伸びている」
(塩野宏樹社長)。
日本人向けに企画したジョージも衣料も、米国に比べて高い値段設定。
売れ筋も5900円のプリントワンピースなどトレンドを意識した商品だ。
「これまで少なかった若いファミリー層が増えて客数・売り上げとも2桁増」と
出足は好調だという。
<5月25日 日経MJ>
食品スーパーの改装に比べて、PB(プライベートブランド=自主企画)
衣料の強化など、各所に親会社ウォルマート・ストアーズの影響が色濃いが、
価格訴求は控えめだ。
低価格だけでは動かない日本の消費者に合わせてバランスを取ろうとする
大型店改装の成否は、6期ぶりの最終黒字を目指す今期の業績を大きく左右
しそうだ。
東京・江東のマンション街の一角にある東陽町店。三層で店舗面積が
4700平方メートルと小ぶり総合スーパーが先月末、7年ぶりに本格的な
改装を終えた。
3階では売場の中央にPB衣料ブランド「ジョージ」のコーナーを160平方
メートルの規模で新設した。カジュアル主体の品揃えは婦人と紳士を合わせて
60品目。30代〜40代がターゲットだ。これまでは通常の売場に商品が点在
していたが、一箇所に集積するとともに外国人モデルの大きな写真を背後に
掲げて、ファッション制を強調した。
1階ではセルフタイプのコーヒーショップを直営で導入した。ウォルマートが
米国の一部店舗で直営ショップを実験し始めたのと連動した動きだ。
ジョージのコーナー展開とともに西友の既存店での導入は初めてだ。
25日からは1階の食料品売場だけでなく全館を24時間営業とし、改装との
相乗効果を狙う。今年3月末時点で西友の24時間営業店は全体の7割に当たる
273店舗まで増えるが、多くは食品スーパーだ。
米ウォルマートは大型店も原則24時間営業で、今後は西友もGMS全館の
24時間営業店を増やして行く。
ただ、ウォルマートのエブリデー・ロープライス(毎日安売り)戦略を
象徴する継続的な値下げ商品を示した「ロールバック」の売場サインは
ほとんど目に入らない。
酒や調味料を2階に上げることで1階と合わせた食品売り場を1.5倍に広げたが、
重視したのは産地や品質にこだわった、やや上質の食品。特に改装で品揃えを
拡充した「豆腐や納豆、漬物と行った冷蔵食品の売り上げが伸びている」
(塩野宏樹社長)。
日本人向けに企画したジョージも衣料も、米国に比べて高い値段設定。
売れ筋も5900円のプリントワンピースなどトレンドを意識した商品だ。
「これまで少なかった若いファミリー層が増えて客数・売り上げとも2桁増」と
出足は好調だという。
<5月25日 日経MJ>
脱・牛丼専門 吉野家
牛丼販売をほぼ正常化したディー・アンド・シーが「牛丼の吉野家」
モデル脱却を目指す。メニュー拡大と、家族向け営業形態の開発が2本柱だ。
持ち株会社制移行を10月に控え、グループ戦略の強化も迫られる。
就任15年を迎える安部修仁社長は後継育成も模索し始めた。
米国産牛肉の輸入解禁に伴い昨年9月、2年7ヶ月ぶりに牛丼販売を再開。
今年3月からは深夜と朝(午前0時〜同11時)を除き、販売出来る様になった。
しかし出射孝次郎常務は「復活した」とは考えない。新しい営業モデルを
求めて、あちこちで「秘密の実験」を命じている。
京王線中河原駅に近い府中中河原店(東京都府中市)で2月、そばが
メニュー表に載った。そば粉本来の風味を生かした「十割そば」を店内の
機械で製麺する。牛丼(並盛り)とのセットで590円。揚げたての天丼も
メニューに加えた。
週に2〜3回、来店する会社員の男性は「ほぼ毎回そばとのセット。牛丼に
飽きたら天丼を頼めるので、来る回数が増えた」と話す。
同じ2月、122号線川口店(埼玉県川口市)では「チキンボウル」が登場した。
店内にオーブンを導入、7分間かけて生の鶏肉をこんがりと焼き上げる。
照り焼きソースをかけ、ボウルに入れたご飯の上に牛丼用の肉、温野菜と
一緒に盛り付けて、530円だ。
米国・中国など海外280店(4月末時点)が成功したのは牛丼とチキンボウルの
2本柱があったからだ。国内では、焼き鳥に慣れ親しんだ日本人の舌に合わない
などと商品化を見送られて来た。しかし今回は定番となる可能性がある。
新商品開発には「牛丼単品では国内1500店が限界」(安部社長)と言う
読みが有る。すでに1014(4月末)まで店舗は増えた。
定番メニューは15有るが、牛丼が売り上げの7割を占める。現在、実験している
メニューは、チキンボウルやうな丼など10前後と見られる。
「5月末までに吉野家の新しい(ビジネス)モデルの方針を決める」との
話だが、方針決定は7月にずれ込みそうだ。
「新フォーマット」と呼ぶ新しい営業形態はファミレス型だ。4人がけの
テーブル席を主体にして女性、家族連れ、高齢者など従来にはない客層が
入りやすくする。
「ファミレス型」では席数こそ1〜2割増えるが、客席稼働率は従来店より
低下する。仮に1日500に提供食数が減るとすると、同じ売上高を確保するのに
630円の客単価が必要になる。注文を取るなどの要員が1〜2人増えることを
考慮すると、同じ水準の利益率を確保するにはさらに高い客単価が必要だ。
しかしセットメニューや単価が高いチキンボウルをメニューに加えても、
必要なだけ客単価を引き上げられるか確信が持てない。そこに、安部社長の
苦悶(くもん)がある。
<5月25日 日経MJ>
モデル脱却を目指す。メニュー拡大と、家族向け営業形態の開発が2本柱だ。
持ち株会社制移行を10月に控え、グループ戦略の強化も迫られる。
就任15年を迎える安部修仁社長は後継育成も模索し始めた。
米国産牛肉の輸入解禁に伴い昨年9月、2年7ヶ月ぶりに牛丼販売を再開。
今年3月からは深夜と朝(午前0時〜同11時)を除き、販売出来る様になった。
しかし出射孝次郎常務は「復活した」とは考えない。新しい営業モデルを
求めて、あちこちで「秘密の実験」を命じている。
京王線中河原駅に近い府中中河原店(東京都府中市)で2月、そばが
メニュー表に載った。そば粉本来の風味を生かした「十割そば」を店内の
機械で製麺する。牛丼(並盛り)とのセットで590円。揚げたての天丼も
メニューに加えた。
週に2〜3回、来店する会社員の男性は「ほぼ毎回そばとのセット。牛丼に
飽きたら天丼を頼めるので、来る回数が増えた」と話す。
同じ2月、122号線川口店(埼玉県川口市)では「チキンボウル」が登場した。
店内にオーブンを導入、7分間かけて生の鶏肉をこんがりと焼き上げる。
照り焼きソースをかけ、ボウルに入れたご飯の上に牛丼用の肉、温野菜と
一緒に盛り付けて、530円だ。
米国・中国など海外280店(4月末時点)が成功したのは牛丼とチキンボウルの
2本柱があったからだ。国内では、焼き鳥に慣れ親しんだ日本人の舌に合わない
などと商品化を見送られて来た。しかし今回は定番となる可能性がある。
新商品開発には「牛丼単品では国内1500店が限界」(安部社長)と言う
読みが有る。すでに1014(4月末)まで店舗は増えた。
定番メニューは15有るが、牛丼が売り上げの7割を占める。現在、実験している
メニューは、チキンボウルやうな丼など10前後と見られる。
「5月末までに吉野家の新しい(ビジネス)モデルの方針を決める」との
話だが、方針決定は7月にずれ込みそうだ。
「新フォーマット」と呼ぶ新しい営業形態はファミレス型だ。4人がけの
テーブル席を主体にして女性、家族連れ、高齢者など従来にはない客層が
入りやすくする。
「ファミレス型」では席数こそ1〜2割増えるが、客席稼働率は従来店より
低下する。仮に1日500に提供食数が減るとすると、同じ売上高を確保するのに
630円の客単価が必要になる。注文を取るなどの要員が1〜2人増えることを
考慮すると、同じ水準の利益率を確保するにはさらに高い客単価が必要だ。
しかしセットメニューや単価が高いチキンボウルをメニューに加えても、
必要なだけ客単価を引き上げられるか確信が持てない。そこに、安部社長の
苦悶(くもん)がある。
<5月25日 日経MJ>


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