マルハニチロホールディングス(HD)、極洋など水産大手は初めて
大型漁船を建造し、来春から順次操業する。
水産庁は水産資源枯渇を防ぐため、積載量が780d以上の
大型漁船の建造を認めてこなかった。
しかし海外で漁船が大型化している実態を踏まえ、5月に
条件付きで大型化を認める方針に転換した。
今回の大型船建造はこれを受けた動きの第1弾で、今後は
他社にも広がりそうだ。
マルハニチロHD子会社の大洋エーアンドエフ(東京・中央)、極洋のほか、
漁業大手の福一漁業(静岡県焼津市)が1隻ずつ新造し、
10年までに稼動させる。
総投資額は計約80億円の見通し。
日本の水産会社の調達の中心は海外船からの買い付け。
しかし世界的な水産物需要の急増で、海外勢に買い付け額で
競り負ける「買い負け」現象が起きている。
買い付けるより自社操業の方が調達コストを抑えられる利点も
見込まれ、建造コストを負担してでも調達の安定度を高める
必要があると判断した。
【日本経済新聞 9月8日】
2008年09月08日
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