2007年02月24日

酒類販売、コンビニ攻勢!

 酒類販売の新規参入を制限してきた「逆特区」制度が
廃止されて半年、東京都内では、多くのコンビニエンスストアや
ドラッグストアなどが新たに酒類の販売を始めた。

 酒類販売は03年に参入規制が撤廃されたが、中小販売店を
保護するため、酒の販売量が過去3年の平均より10%以上
落ちている地域では、新規参入を認めない「逆特区」制度が
導入された。
 都内では目黒、中野など22地域が対象となっていたが、
昨年8月末にその「逆特区」も廃止になったため、都内では
昨年末までに、新たに300を越える店が新規に酒販制度を
取得した。

 「九九プラス」は1月末までに、関東地方の63店で
販売免許を取得した。
 「惣菜などが主体などで、酒の販売は売り上げの押し上げ
効果が大きい」とし、残る店の取得を急ぐ。
 
 「マツモトキヨシ」はコンビニとの競合を避けて郊外中心に
参入しているが、「集客効果は大きい」と話す。

 相次ぐ参入で酒類の価格はじわりと下がっていて、
特売調査会社の
「チラシサポート」(東京・中央、沢田英社長)によると、
都内のキリンビール「一番搾り」(350_g入り6本)の
2月第2週の平均価格はあ1073円と8月最終週に比べて
22円下がった。

 23区内に120の店舗網を持つ「カクヤス」(東京・北)は
約1000品目の商品を掲載したカタログを作成し、
ビール1本から無料で配送するサービスを手掛け、台東区で
食品スーパーや酒店を展開する「ダイマス」は、地酒や
輸入ワインなど約1000種の酒を販売するようになった。

 各社競争激化で、品ぞろえやサービス強化に乗り出したが、
消費者にとっては選択眼を増やし、利便性を向上する利点を
生んでいるようだ。

 <日経新聞 2月24日>

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